予防歯科：私たちが一番たいせつにしていること 予防歯科では、虫歯や歯周病を予防し、歯を削るなどの治療が必要ない状態を維持するためのケアを行います。また定期的に確認することにより早期発見・早期治療が可能になります。これにより、将来的にご自身の歯を多く残すことができます。マツオ歯科医院では、この予防歯科を最優先に行なっております。 診療の流れ はじめに、お話を伺います。気になることは何でもお伝えください。 お口の検査を行います。必要な場合は、レントゲン撮影を行います。 ご自宅でのセルフケアの確認を行います。 専用機材や歯ブラシ・歯間ブラシを使って、プロによるクリーニングを行います。 歯石取り（超音波スケーラーやハンドスケーラーを使用）を行います。 最後にフッ化物の塗布を行います。 予防ケアの種類 予防歯科には歯医者さんで行うプロフェッショナルケア、ご自宅で行うセルフケアがあります。また、それに加えて地域全体で行うケアをコミュニティケアといいます。 1. プロフェッショナルケア（歯医者さんでおこなうケア） 歯科医院で数ヶ月に一度、受けて頂くケアです。みなさんご自身だけのケアでは、できない部分をキレイにしていきます。また、治療が必要にならないように、早い段階でアプローチをします。 歯石取り（スケーリング） 専門的な機器を使ったクリーニング（PMTC） 高濃度フッ素塗布 ご自宅で使うフッ素よりも高濃度のフッ化物を使用し、より強力な予防効果をねらいます。 歯磨き指導（使用する道具や歯磨き粉などの確認） 患者様一人一人に合った予防法や使用するべき道具などを、専門的な視点からアドバイスしフォローアップを行います。 2. セルフケア（ご自宅でのケア） お口のケアは毎日のことです。むし歯と歯周病予防には、セルフケアがしっかりできていることがとても重要です。定期検診でしっかりとサポートします。 歯ブラシ ご自身に合ったものを選びましょう。 フッ化物配合歯磨剤 濃度と量を気をつけましょう。 フロス 歯と歯の間もむし歯予防、歯周病予防をしましょう。 歯間ブラシ 必要な方は上の３つに加えて、使用します。 その他ケア用品 状態によっては、追加して使用いただくものがあります。 3. コミュニティーケア（地域全体で行うケア） 地域で、学校で、こども園などで行う予防です。ふだん、十分に予防が届いてない子ども達にも、予防を届けることができます。とても大事なケアです。 FQA よく頂く質問 定期検診の間隔は？ みなさんのむし歯・歯周病のリスク状態によります。リスクがとても低い方であれば、6ヶ月ほど、とても高い方は毎月クリーニングが必要なこともあります。まずは私たちと一緒に、みなさんのお口の現状を把握するところから始めましょう！ フッ素製品の種類が多くて、どれを使ったらいいかわかりません。 様々な製品があり、皆さんとても迷われています。そして残念ながら、中にはあまり効果が期待できないものも多く存在するようです。フッ化物は正しく使わなければ、残念ながらその予防効果は発揮できません。おすすめのものは、みなさまのご年齢やお口の状態によって異なります。まずは普段使っていらっしゃるものを持ってきていただき、一緒に確認をしていきましょう。 やはり、電動歯ブラシがいいですか？ 必要な方もいらっしゃいます。ただ、多くの方は普通の手動の歯ブラシで十分磨けていることが多いです。また、残念ながら電動歯ブラシを使うことによって、きちんと磨けていない方も多くいらっしゃいます。是非、一緒に確認をして、どの歯ブラシがいいかを確認しましょう。 米国の予防歯科の専門医 予防歯科を専門とする者として
